今でこそ外国資本のファストフードの有名チェーンは多くなったが,20年くらい前まではまだまだその数は少なかった。その先駆けの一つがマクドナルドだった。20年前のタイでは美味しいコーヒーを飲むのは難しかった。ホテルの朝食のABFに出るコーヒーでさえまずかった。街で飲むコーヒーはインドシナ全般そうなのだが,コンデンスミルクをたっぷりと入れた劇甘のコーヒーとはほど遠い飲料だった。唯一ストレートでコーヒーらしきものを飲めるのは「マック」だった。冷房も効いているし,ほっとする空間がそこにはあった。タイの物価にしては割高なので,混み合うこともなくいつも適度な空間を占有できるのも良かった。
いつの頃からか「スタバ」「ドトール」などのコーヒー専門店が進出し,街中至る所が冷房で心地よくなり,私の中ではマックの出番はなくなっていった。しかし,今回(1月)久しぶりにマックを利用してみた。というのも,たまたまマックの前を通り過ぎたときに,窓際にいた青年たちがご飯ものを食べていたからだ。マックでライス?ちょうどおなかも減っていたので入店してみた。各種ハンバーガーのセットは100Bを超える中,鶏唐揚げライスとコーラのセットが69Bで格段に安い。「マック」で定食,日本では考えられない取り合わせだが,タイの若者たちには受け入れられている。
タイではマック人形も「ワイ」というタイ式の挨拶をしている。この前で写真を撮っているのは,ほとんど日本からの観光客だ。日本人はマックがお気に入りのようだ。安くご飯も食べられることも知っているのだろうか?
「ワイ」で迎えてくれるマック人形
案内もしてくれるよ
Macでご飯?違和感ありだがコスパは高いかな?
0 件のコメント:
コメントを投稿