2013年5月17日金曜日

バンコク ヤワラーの労働者ラーメン

 タイの飲食店で出される麺類の量は,一般に日本の半分くらいのものであり器からして一回り小さい。特に腹が空いているときでなくともおかわりをしたくなる。多くの日本人は規則正しく3度の食事をとるが,タイ人を観察するとのべつダラダラと何かを食べている印象があるのも,こんなところに起因するのかもしれない。朝の出勤時間帯のOLの多くは食べ物を小脇に抱えている。きっとオフィスでダラダラと菓子をつまみながら,噂話が好きな人たちだからおしゃべりでもしながらのんびりと仕事をしているのだろう。
 そんな中で知る人ぞ知る麺類の隠れた名店があるというので,友人に連れられて行ってみた。その店はヤワラー(中華街)のソイテキサスの近くにあった。屋台に毛が生えたようなお店で,英語の看板など勿論ない。タイ語の看板はあるのかもしれないが,日本語に訳すと「労働者ラーメン」となるのだそうだ。肉体労働の労働者がたくさん食べるのはどこも同じということか,ここのラーメンはドンブリからして日本と同じくらいの大きさがある。その中にたっぷりと麺と具が入っている。味もいい,日本人好みの味だ。昼時は混むということで12時少し前に行ったが,帰る頃には空席はなかった。また訪れたい穴場だが,一人でたどり着く自信はない。


屋台に毛が生えたようなお店 見た目が汚い店ほど旨いのは日本と同じ


 家族経営なのか連携作業もばっちり


 チャーシューのたくさん入ったワンタン麺で40Bは安い!

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