金太郎大もみじ

　１１月２３日に大雄山の紅葉を観た後、足柄峠の富士山を観に行く途中の道路沿いに「金太郎大もみじ」と呼ばれる大木があるので寄ってみた。

　「金太郎大もみじ」は南足柄市・地蔵堂地区の県道沿いにある巨木で、。「金太郎のふる里」として知られる地域のシンボルであるが、紅葉の最盛期には少し早かった。ちょうど今頃は良い色に色付いているのかも知れない。


県道沿いに遠くからでも目立つ巨木

まだ半分だけ紅葉という感じ

紅葉を観ながらの宴会が行われるらしく準備中

周りの谷にも色付いた木々が見られる

足柄峠から望む富士山

　１１月２３日に大雄山最乗寺に紅葉を観に行ったついでに、足柄峠まで足を伸ばしてみた。天気予報ではこの日まで晴れ、翌日からは下り坂で２５・２６日は雨の予報だ。空を見上げてみると晴れ上がっているので行ってみることにした。

　足柄峠につくと目の前に富士山が現れた。個人的には、晩秋の富士山が一番美しいと思う。夏の富士山は雪もなく間が抜けている。冬の富士山は雪が多すぎてバランスが悪い。GW頃の富士山も良いのだが、霞がかかって見えないことが多い。天気さえ良ければ安心してみることができるのが、空気の澄んだ晩秋の富士山なのだ。

　足柄峠から見る富士山は裾野が広く、とても雄大だ。小田原で観る下半身を箱根山で隠した富士と同じ山とは思えない。小田原で富士山が綺麗に見える日に、車を飛ばして足柄峠に来てみたら、雲がかかっていたという経験も何度かある。この日はラッキーだった。

大雄山最乗寺の紅葉

　秋も深まり紅葉の便りを頻繁に耳にするようになった１１月後半の三連休、今は大雄山が見頃だと聞き、２３日の日曜日に観光客が来る前の朝８時半頃に訪れた。それでもカメラと三脚を抱えた中高年の方々が数人写真を撮っていらした。他人を気にせず自由に撮りたい、他人の撮影の邪魔にならないようにとの思いは一緒なのだが、撮影のポイントは決まっているので、紅葉の美しい場所では自然とカメラマンの密度が濃くなる。それでも朝早めに行ったので、比較的自由に動き回れたのは良かった。

　今年の大雄山の紅葉は綺麗だ。色づきが良いだけではなく、葉の先まで美しく色付いている。葉先が擦れて枯れたようになっている年も多いだけに、今年の紅葉は美しいと思った。

二宮町 善波邸のざる菊（Ⅱ）

　11月10日に訪れた二宮の善波邸を22日に再訪してみた。どのくらい色変わりしているか楽しみにし、場合によっては月末にもう一回とも考えていたが、行ってみると既にすっかり色変わりしていた。朝晩寒い日が続いたためだろうか？今年はどこのざる菊も例年より花の盛りが早かった。

　これからの観賞のターゲットは菊から紅葉に移ることになる。


11月10日の様子

11月22日の様子　　　　すっかり色変わりして赤紫になりました

矢倉沢公民館 直売所

　矢倉沢公民館横の広場は駐車場になっているので、その一角にある農産品の直売所や食事処も賑わっていた。


一番左端はうどん・そば350円　　　空腹を満たしてから菊園巡りへ

漬け物一杯食べちゃった

帰ってきたら買い物タイム

荷物にならないムカゴとショウガを買って帰った

ドキッとしたポスター

紅葉の矢倉沢里山散歩

　栗原菊園を後にすると、上ノ山菊園までは山の斜面を登る里山散歩だ。ミカン畑や茶畑の間を縫っての登りが結構きつい。上ノ山菊園の少し手前にモミジ山があり、一周２０分ほどの散策コースになっている。今年は紅葉の色づきが良いので回ってみることにした。

矢倉沢ざる菊まつり 上ノ山菊園

　矢倉沢の里山散歩をしながら訪れることのできる、一番高い位置にある菊園。山の斜面を削って畑が作られているので、畑の形は長方形ではなくL字型をしている。菊園の規模としては、２番目に大きい。ここから矢倉沢公民館（駐車場）・集落方面を見下ろすことができ、晴れた日の景色は素晴らしい。

花より団子

ここまで登ってくると、一休みする人が多い

近くの民家にお邪魔して、リンドウを見せていただいた