2015年9月30日水曜日

秋の気配(Ⅹ)   瑞穂

 足柄平野を自転車で走ってみると、稲穂が黄金色に色づき、すでに稲刈りが終わった田んぼも目立つようになってきた。

 「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
稲が実を熟すほど穂が垂れ下がるように、人間も学問や徳が深まるにつれ謙虚になり、小人物ほど尊大に振る舞うものだということらしい。

 う~ん、謙虚に生きたいものだ!

 黄金色の稲穂を見ながら走っていると、小田原人なら気がつけば口ずさんでいる

    ♪ 実る黄金の 足柄平野 鎌を握れば 尊徳様の 声がするよな 野良の風  ♪
     ♪ ソレ ガットネ ガットネ ガット ガット ガットネ 小田原よいとこ 住みよいとこ よいところ  ♪


 

我々が子供の頃は、父ちゃんは出稼ぎに行き、農家の担い手は祖父ちゃん・祖母ちゃん・母ちゃんということで、「三ちゃん農業」と言われたものだ。

しかし今では、祖父ちゃん・祖母ちゃんの「二ちゃん農業」が主力のようだ 
 





 

水田は我々日本人の主食である米を作るだけでなく、洪水調節機能にも一役買っているという。そういう視点から見ると、「耕作放棄地」が目立って増えているのが気がかりだ。
 

2015年9月29日火曜日

秋の気配(Ⅸ)   パークゴルフ

 真夏の陽射しの強い間は、サイクリングコースを走っても見かける人が少ない。まあ無理して頑張ったら熱中症になってしまうことくらいは、今は誰でも知っているので当然といえば当然。パークゴルフ場でお年寄りを見ることも暑い間は本当に少ない。9月も半ばを過ぎパークゴルフ場を眺めてみると、元気なお年寄りが大勢プレーを楽しんでおられる。今年は残暑がなかったので、体調管理もしっかりできているようだ。冬が来るまで秋の晴天の下、健康的に楽しんでいただきたいものだ。





2015年9月28日月曜日

秋の気配(Ⅷ)   白いリコリス

 赤のヒガンバナも美しくて好きな花だが、白系統の株が見つかることがある。それはそれで好きだ。南足柄市の千津島の用水路脇に白のリコリスだけが長く連なる場所がある。運動公園の赤いヒガンバナより見頃は一週間ほど早い。今年はちょうど間に合った。




2015年9月27日日曜日

秋の気配(Ⅶ)   ススキ

 酒匂川のサイクリングコースを走ると、ススキが目につくようになってきた。秋の訪れである。

 今日9月27日は中秋の名月だそうだ。天気予報だと月見は難しそうだが、満月は暦とはずれ、月曜の28日だそうなのでこちらだけでも見れたら嬉しい。28日は月が地球に一番近づく「スーパームーン」の日で、その大きさは通常より約14%大きく見え、約30%明るく見えると言われている。そんな話を聞くと、天文ファンでなくとも夜空を見上げてみたくなる。

 中国では、もともと旧暦8月の15日に月を眺める催しがあり、これが遣唐使によって日本に伝えられたのが月見の起源と考えられている。当初のお月見は貴族達が船に乗って水に映る月を見ながら宴を楽しんでいたようだ。庶民の行事になったのは江戸後期で、収穫に感謝してお供えをしてお月見をするようになったようだ。

 現代はというと、月見団子やススキを飾る家庭は珍しいのではないか?テレビのニュースで「中秋の名月」ときき、あわてて表の夜空を確認するというのが平均的日本家庭かなと思う。



 
 
※中秋の名月に思うこと
 
 4年前の9月12日(中秋の名月)に高校以来の友人が亡くなった。2日後の14日に通夜式が終わったときに、立ち待ちの月がひときわ美しく夜空に輝いていたのを今でもはっきりと覚えている。月見が美しいものから、悲しい思い出へと変わった瞬間だった。・・・合掌!・・・

2015年9月26日土曜日

秋の気配(Ⅵ)   摘果ミカンのジュース

 JAかながわ西湘の農産物直売所「朝ドレファーミ」で摘果ミカンが1kg強で100円で売られている。果物は自然のままに生らしておくと商品価値の低い小振りのものばかりできるので、適当に間引いて(摘果)やることが必要になる。普通はミカン畑に落として終わりなので我々消費者とは無縁なのだが、店頭に並んでいるのを見かけたので買ってみた。レモン絞り器を使って果汁を搾り、ハチミツで味を調えて、氷を入れて冷やして飲むと最高の味だ。

 秋が深まれば製品としてのミカンの出荷が始まるので、摘果ミカンが出回るのは今だけ。一時だけだが初秋の味を堪能したい。






2015年9月25日金曜日

9月の太陽光発電振るわず

 9月17日に電気メーターの検針があった。8月下旬から9月にかけては雨模様の日が多く、残暑という言葉とは無縁な日々が続いた。記録的な日照不足のため野菜が急騰しているほどである。日照時間が少ないことから必然的に発電量が減ることが予想された。また、肌寒く感じる日もあるくらいに気温も低めの日が続いたので、電気の消費量も多くなることが予想された。

 買電の結果は334kwh(29日間)で昨年の324kwh(29日間)を1日あたり3%上回ったのは当然の結果と思える。金額的には買電額は6803円であった。

 一方、売電量は262kwhと昨年の301kwhを大幅に下回り、金額的には売電額は12576円であった。

売電額から買電額を引いた黒字幅は5773円となり、過去5年間で最低となった。

 できる限りの節電を心がけてきたつもりだが、そろそろ節電にも限界を感じる。秋の深まりとともに風呂をシャワー生活からバスタブにお湯を張るようになるのは時間の問題だろう。また、日照時間が短くなるにつれ照明の点灯時間が増えてくる。発電はお天道様次第だが、日照時間の短縮とともに厳しい季節になってくる。買電は心がけ次第なのだが健康で文化的な生活の中での節電もそろそろ限界かと弱気になったりしている。


 

 

2015年9月24日木曜日

秋の気配(Ⅴ)  稲穂

 我が家の近くの住宅街の中にある田んぼでも、イネがたわわに実をつけている。「実るほど 頭を垂れる 稲穂かな」、霞ヶ関に届けたい一句だ。






2015年9月23日水曜日

秋の気配(Ⅳ)  南足柄市運動公園

 知る人ぞ知るヒガンバナの名所、南足柄市運動公園。今年は8月下旬から一気に秋になったので、ヒガンバナの開花も若干早い感じだ。SW前半から見頃を迎えている。ここ数年は毎年訪れ楽しみにしているのだが、年々花の数が少なくなっているような気がする。「数年前の方が見事だった」という声が背後から聞こえたりもする。勘違いではないようだ。肥料分が足りないのか、球根は数年ごとに植え替えなければいけないのか、専門的なことは分からないが、このまま寂れていくのは惜しい気がする。








2015年9月22日火曜日

秋の気配(Ⅲ)  大口広場

 SW連休初日、久しぶりに自転車に乗ってみた。まだ腰痛が100%治った訳ではないので、のんびりと初秋の景色を眺めながら酒匂川脇のサイクリングコースを走った。終点の大口広場にはヒガンバナが満開で、陽射しには夏の名残りがあるものの、目に入る景色はすっかり秋の様相を呈していた。






2015年9月21日月曜日

秋の気配(Ⅱ)  福澤公園周辺

 福澤公園を中心として「酔芙蓉まつり」が平成27年9月19日(土)~9月27日(日)の間行われる。今年は一気に秋が訪れたこともあり期待できそうな雰囲気だ。今回は訪れた時間帯が午前ということもありヒガンバナを中心に写真を撮ってみた。連休後半に酔芙蓉を眺めに行きたいと考えている。

訪れたのは9月19日「酔芙蓉まつり」の初日だ

午前中なので人も少なく寂しい感じ

昼から夕方にかけての花の色の移りゆく様を味わいたい

連休前半の主役はヒガンバナ

2015年9月20日日曜日

「えれんなごっそ」でランチバイキング

 ホテルおかだで肩すかしを食らったが、このままおめおめと手ぶらで帰る訳にはいかない。ランチバイキングと入浴で3000円台+箱根湯本からの交通の便の良いところという条件で探してみるがハードルが高い。入浴はあきらめて(最初は腰痛が2人いたので湯治が目的だったのだが)、風祭にある「えれんなごっそ」に行ってみることにした。自転車で湯本まで来るときに何回か目にし、気になっていたお店だ。

 店のHPには、「小田原の四季折々の豊富な海山の食材や、 鈴廣特製肥料を使って育てた野菜
や果物を使ったお料理と箱根ビール。まさに小田原・箱根の「いろいろなごちそう」を楽しんでいただくバイキングレストランです。」とある。魚肉の練り製品だけではない様子だし、値段も手頃なので行ってみることにした。


まずは湯本駅に戻り小田原行きの電車に乗る

風祭駅で下車、鈴廣の売店を突っ切り国道一号に出て、横断歩道を信号で渡る

これはお土産用の売店で

バイキング会場は奥にある大きな建物





ちょうど昼時になっていておなかが空いていて写真どころではなかったようだ


人が多くなってきていたので、バイキング会場の様子を撮影するのは遠慮した。税抜き1850円、税込み1998円と手頃だ。窓際のカウンター席には1人バイキングでビールを召し上がっている方が数名いた。昼間からビールを飲み、腹一杯食べるのも良いかもしれない。