「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
稲が実を熟すほど穂が垂れ下がるように、人間も学問や徳が深まるにつれ謙虚になり、小人物ほど尊大に振る舞うものだということらしい。
う~ん、謙虚に生きたいものだ!
黄金色の稲穂を見ながら走っていると、小田原人なら気がつけば口ずさんでいる
♪ 実る黄金の 足柄平野 鎌を握れば 尊徳様の 声がするよな 野良の風 ♪
♪ ソレ ガットネ ガットネ ガット ガット ガットネ 小田原よいとこ 住みよいとこ よいところ ♪
我々が子供の頃は、父ちゃんは出稼ぎに行き、農家の担い手は祖父ちゃん・祖母ちゃん・母ちゃんということで、「三ちゃん農業」と言われたものだ。
しかし今では、祖父ちゃん・祖母ちゃんの「二ちゃん農業」が主力のようだ
水田は我々日本人の主食である米を作るだけでなく、洪水調節機能にも一役買っているという。そういう視点から見ると、「耕作放棄地」が目立って増えているのが気がかりだ。