タイでは鉄道を使うことはあまりない。基本的には鉄道は好きで,子供たちが小さな時は日本中に新幹線の旅をした。日本の鉄道は,安全で,時間に正確で,早くて便利な乗り物である。しかしタイでは,運行本数が少なく,遅れるのは当たり前で,バスより遅い。LCCも発達しているので,比較的近場(4時間程度)までだとバス,それより遠いところだと飛行機を使うことが多い。
そんなわけでバンコク中央駅とはご無沙汰で,10年以上足が遠のいていた。この冬,友人との待ち合わせ場所をここにし,行ってみたところその様変わりに驚いた。外観はかまぼこ形のドームであることは変わらないのだが,一歩中に入るとエアコンが効いていて涼しい。友人が待ち合わせ場所に指定した意味を理解した。雑然としていた駅構内が整理され,待合には椅子が並べられている。これならタイ時間(約束に大きく遅れるという意味)での待ち合わせに格好の場所だ。
以前はバスやタクシーで渋滞に巻き込まれることもしばしばで,駅までのアクセスもも悪かった。しかし今は地下鉄がある。この機会に鉄道を見直してみるのもいいかなと感じた。
駅の外観(駅前ロータリーより)
駅舎の出入り口
切符売り場
インフォメーション
待合席には僧侶用のコーナーが別にある
大きな荷物を背負ったファランの姿はよく見かけるが,日本人は少ない
併設されているクーポン食堂 ここは穴場的存在
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