2013年5月16日木曜日

スポーツ日和

 昔から基本的にスポーツで汗を流すことは好きだった。20代でマラソンの魅力にとりつかれ,月に2回のペースで各地のマラソン大会に出場した。30代から自転車に乗るようになった。子供が小さいときには育休中の妻も入れて家族4人で旅行をかねて山形県まで出かけ,私はデュアスロン(当時はバイアスロンと呼ばれた)の大会に出たりもした。ラン5km+バイク30km+ラン5kmというもので,山村の中の農道を使ったコースで坂道が多く,今考えるとよく走ったものだ。
 40代で膝を痛め,不整脈にも悩まされ激しい運動はしなくなったが,今でも膝に負担の少ないサイクリングは続けている。サイクリングといっても,国道を時速30km以上で突っ走る本格的なものではない。景色を見ながら♪サイクリング~サイクリング~ヤッホ~ヤッホ~♪という「青い山脈」の世界だ。最近ではポタリングというようだ。膝が悪いので寒い季節は出歩かないようにしているし,花粉症がひどいので2~4月は出歩けない。GWを目途に活動を始め,12月のあたまに鎌倉の紅葉をみて走り納めとするパターンが定着している。
 今は5月なので少しずつ体を慣らしているところだ。6月中にどれだけ走り込めるかで,その年の体力が決まる。夏を乗り切れるか,秋にざる菊を見に矢倉沢までの坂を上りきれるか,大雄山の紅葉を見に行けるかは6月の走行距離にかかっている。酒匂川の右岸には9kmの整備されたサイクリングコースがあり,ここをホームグランドとして体力作りをしている。家からサイクリングコースの終点の大口までは一般道を含めて17km。往きの片道は全力で走る。タイムが毎回上がるようにがんばる。帰りは移りゆく景色を楽しみながら,写真を撮ったりしながらぶらぶらと帰ってくる。田植えが始まれば田園風景を眺め,鮎釣りが解禁になれば川の中の釣り人を眺め,時には富士山の姿に癒されながらペダルを踏む。
 今週は3日連続で自転車に乗ったら,疲労感が残った。今日はエアコンの取り付け工事があるので家を空けられないので,休養日と決めた。週末には気分を変えて相模川方面へポピーを見に行く予定だ。50を過ぎたら意識して体力作りをしないと,体力は急激に衰えるという。ましてや還暦を過ぎたのだから,楽しい老後を送るためにも(家族に迷惑かけないためにも),スポーツ日和の5月を楽しもうと思う。

 

マイ自転車 購入5年が経過しているので,少しガタがきている

たまには酒匂川左岸からの景色,尊徳の松並木や富士山が見える

                
孤高のハンター  鮎の稚魚が遡上しているのだろう

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