2014年12月23日火曜日

朔旦冬至の夕暮れ

 昨日12月22日は『冬至』だったが、普通の冬至とはちょっと違う特別な冬至=「朔旦冬至」だった。これは、新月と冬至が重なる年の冬至のことで、19年に1度しか訪れない。

 冬至は極限まで弱まった太陽が「復活する日」とされる。一方、月は満月をへてどんどん欠けていき、やがて空から姿を消してしまうが、新月でまた再び復活して毎日少しずつ満ちていく。このような太陽が復活するおめでたい日と月が復活するおめでたい日がダブルで重なるのが「朔旦冬至」ということになる。「朔」は新月の意味、「旦」は朝や夜明け、つまり太陽が昇ってくるときという意味。太陽と月の復活の日が重なる朔旦冬至は、非常におめでたい日だとされ、古来朝廷では盛大な祝宴を催したといわれている。

 昨日は冬らしく西の空が夕方まで晴れ渡っていたので、二宮町の吾妻山公園まで夕陽を眺めに行ってみた。しかし、さすがに冬至の日、日没は私が到着するよりも早かった。夕陽は見る事ができなかったが、美しい夕暮れの風景を目にすることができた。









冬至と言えばカボチャの煮物

そしてゆず湯





 

2 件のコメント:

  1. 吾妻山の時間は17時頃でしょうか? 
    まさか自転車で行かれたのではないでしょうね。

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  2. 行きずりさん
    吾妻山公園は17時に閉園になるので、展望台に着いたのは16:50頃だと思います。日没後だったので寒かったという記憶があります。帰りは17時を回っていたので、出口の鎖を乗り越えて脱出しました。
    幸いな事に風がなかったので、スポーツ車より安定性の良いママチャリで一汗かきました。

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