先週の土曜日は寒かった。まだまだ寒い日も時々訪れるが、全般的には確実に春の陽気になりつつある。天候がもちそうなときは、晴れた昼間に自転車でちょっと遠くまで出掛けてみる。天候に不安なときは、家の近くを数十分かけて散歩してみる。自転車にしろ、散歩にしろ、顔に当たる空気や目に飛び込んでくる光が春を告げている。
家の近所の散歩でも、いろいろな花が咲き始めたのを感じる。今はまだ遅咲きの梅と早咲きの桜が主なものだが、あと十日もすると一気に花の種類が増えてくる。散歩をする人は多いが、あまり楽しそうで見えない人が多い。自然体に春の空気を感じれば、もっと爽やかな表情になれるものをともったいなく思う。
春は花粉の季節でもある。私自身としては、今年は何故か調子がいい。鼻水・目のかゆみを感じたのは一日だけだ。このまま今の調子で4月まで行ってくれると嬉しい。例年は見ていない近郷の早咲き桜を見て回るのも楽しいものだ。
以前、兼高かおるさんが対談の席で、「この30年で世界から笑顔がなくなってきたように感じる」と語ったそうです。日本の街角でも、爽やかな表情には滅多に出会いませんね。
返信削除行きずり さん
返信削除高度経済成長の頃の日本は笑顔であふれていました。タイも20年くらい前までは微笑みの国でした。経済と笑顔は反比例するのでしょうか?