2015年7月7日火曜日

居神神社

 居神神社は、箱根登山線の板橋駅から小田原市街方向に5分ほど歩いたところにある神社。何回か神輿を見て強く印象に残っている。場所柄、海・港に近く漁師が多いことに加え、石屋、畳屋などの職人も多く、祭礼の際は居神流と呼ばれる荒々しい担ぎ方をする神社である。その様子はYOUTUBEにもアップされている。

https://youtu.be/t6N3jCiOiks

  神奈川県神社庁によれば、「御祭神 三浦荒次郎義意公、木花咲耶姫命、火之加具土神
御由緒 創立年月等旧記焼失して詳ならず。古老の口碑に永正年間の勧請と伝えられる。陸奥守従四位下、三浦道寸義同公の息子荒次郎義意公(弾正少弼)は、当年二十一才の若武者・筋骨たくましく八十五人力といわれ、白樫の八角棒を打ち振り群がる北条軍五百余人を次々と薙倒し、獅子奮迅の働きもむなしく永正十五年(一五一八年)七月十一日、早やこれまでと自刃したが、その首級が飛んで当山の古松の枝にかかった。そして三年の間眼を開いたまま落ちなかったと言う。路往く人々これを見て気絶をなし、死に至れる者さえも出たといわれ、この事を聞いた小田原久野総世寺の忠室和尚が、「うつつとも夢とも知らぬ一眠り、浮世の隙を曙の空」と詠んで手向けたところ、首は松の枝から落ち、その時中空に声あり「今より禍いを福に転じ、永く当所の守護神となるべし」と聞こえたという。その松の下に祠を建て荒次郎公の霊を祀ったのが当神社であると伝えられている。」とある。かなりおどろおどろしい曰くのある神社であるが、お参りしてみるとごく平凡な神社である。









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