2013年6月4日火曜日

サイクリングコース脇に咲く花々

 酒匂川右岸のサイクリングコースを走るのが好きなのは,一般道と違い車に進路を妨害されることもなく,信号も無いため一定のスピードで走り続けることができるからだ。信号でいったん止まってから走り出しまた止まるということを繰り返していると,思いの外疲労がたまるものだ。その点,サイクリングコースだと信号で止まることがないので快適に走れる。
 ただ,これからの季節はアジサイ見学目的の人たちが集団でハイキングをしてたりする。シニア世代が多いので耳が遠いのか,それとも話に夢中になっているのか,こちらがベルを鳴らし大声で「道を空けください,自転車が通ります!」と言っても道を空けてくれないことが多い。ウォーキングやジョギングの人も利用してもらっていいと思うのだが,自転車が通る道だということを承知の上で,安全に気を配りながらお互い気持ちよく利用したいものだ。
 特に休日にマナー違反の利用者を多く見かける。スマホをしながら道の真ん中を歩いてベルの音に気づかない歩行者,ヘッドホンステレオを聴きながら走っているジョガー,そしてシニア世代の集団・・・みんな休日に多い。私は休日はなるべくサイクリングコースへは行かないようにしている。

 サイクリングコースをよく利用するもう一つの楽しみは,景色だ。他の車や信号に気を遣わなくてもいいので,景色を楽しむ余裕が生まれるのだろう。季節ごとに姿を変える富士山,雨のたびに流れを変える酒匂川,そして道端には季節の花がさりげなく咲いて目を楽しませてくれる。サイクリングコースを走ると,適度の運動のあとの心地よい疲労感のほかに,心あらわれる癒しの効果もある。










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