2015年4月4日土曜日

小樽運河の二つの顔

 小樽で連想するものと言えば、食べるものでは「寿司」、景色だと「運河」、工芸だと「ガラス細工」が一番に目に浮かぶ。そして街の至る所に歴史的建造物が点在し、街歩きをしていて飽きることはない。

 小樽運河は、戦後樺太との交易がなくなり急速に廃れ、無用の長物と化して放置された。運河にはヘドロがたまり悪臭が漂うようにすらなったという。その後紆余曲折を経て、散策路やガス灯がある現在の形態に整備され、運河周辺は小樽の一大観光スポットに成長した。平成8年には都市景観100選にも選ばれている。

 ガス灯に照らされた夜の幻想的な顔も良いが、昼間は昼間で郷愁を誘う顔を持っている。








2 件のコメント:

  1. 下から2枚目、まるでヨーロッパ(行ったことないけど)の街角風景のような雰囲気が感じられます。

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  2. 明治時代に作られた運河や倉庫、おそらくヨーロッパを手本としたのでしょう。
    このおじさん達はずっと話し続けていました。そしてそばでは人なつこい鳥が聞き耳を立てていました。

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