2015年4月18日土曜日

松田町 延命寺の牡丹

  萬松山延命寺といい、創建は文明4年(西暦1472年)というから相当の古刹だ。開山は久野村総世寺3世宗箇和尚(曹洞宗)、開基は小田原北条氏家臣の遠山丹羽守直景という。余談になるが、時代劇に出て来る桜吹雪の刺青で有名な遠山金四郎はこの遠山丹羽守直景の直系にあたる。延命寺は「東国花の寺百ヶ寺」(神奈川県には鎌倉に11ヶ寺、それ以外に15ヶ寺ある)の中の1つだそうだ。

 延命寺で牡丹が咲き出したようだとの噂を耳にし、4月12日(日)出掛けてみた。確かに数株は咲き出していたが、ほとんどの株の蕾はまだまだ堅い。例年4月29日に牡丹まつりが行われるようだが、その日に行くと盛りを過ぎていたという思い出がある。やっぱりちょっと早かったようだ。4月最後の週末にでも出直してみよう。

 牡丹は空振りだったが、風に吹かれて散る桜が美しかった。桜の季節も終わり牡丹にも早いということで訪れる人も少なく、桜の花びらの絨毯が踏み荒らされることなく朝日に輝いていた。








咲いている牡丹もあるが


大部分はまだ堅い蕾

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