2015年1月28日水曜日

大分の旅 熊野磨崖仏

 磨崖仏とは、そそり立つ岩壁や岩壁に刻まれるなど、自然の岩壁や露岩、あるいは転石に造立された仏像を指す。切り出された石を素材に造立された石仏は移動することが可能であるが、磨崖仏は自然の岩壁などに造立されているため移動することができない。

 磨崖仏が造られるようになったのは、平安初期以降のようだが、日本の磨崖仏の三分の二は大分県にある。私が住む神奈川県の元箱根磨崖仏も首都圏に近いため有名ではあるが、鎌倉時代の史跡である。

 今回訪れた熊野磨崖仏は、その大きさでは日本有数の規模を誇ることで有名である。最初の計画では、最終日に別府から大分空港に戻るついでに立ち寄ろうと考えていたが、天気予報によると雨になるということだったので一日早めて足場の状態が良いうちに向かった。入り口で拝観料200円を払い、急な山道を300メートルほど分け入ると、鬼が一夜にして積み上げたという伝説が残る自然石を乱積にした石段に達する。この急峻な石段を登ると左手が開け、岩壁に刻まれた2体の巨大な磨崖仏が現れる。

 
 向かって左に位置する高さ約8メートルの半身像が不動明王像、向かって右に位置する高さ約6.7メートルの半身像が大日如来像と言われている。


拝観料200円  園芸用のポールを杖として無料で貸してくれる

最初は整った階段

山道になりそれでも歩きづらいことはない

鳥居の先は鬼が一夜にして石を積み上げたという荒れた道

手すりと杖が有り難い
 
 一汗かいて登り切ったら目の前に磨崖仏」

午後の陽が強すぎて、陽向の映像が飛んでしまう



いや~、信心がなければ登れません!
 
最終日に国宝の臼杵石仏によって、関サバ食べて・・・なども思い浮かんだが、雨は降って天気は悪いし、帰りの飛行機の時間が決まっているので、冒険はせず今回は見送りとした。

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