1月14日(火)、この日からイサーンを寒波が襲う。朝は寒くて目が覚めた。8時半を過ぎても、Tシャツ2枚に長袖シャツを着ても涼しいくらいだ。道行く人々は十分な厚着をして冬姿だ。前日に10:01発の列車の切符を買ってあるので、朝食がてら市場を散策した。
タイの鉄道は遅れるのが常だから、発車予定時刻に余裕を持って早く駅に行く必要はない。間違って定刻に出発する場合が希にあるので、ぎりぎりの時間には駅に着くようにする。日本の鉄道のように秒刻みの運転が義務づけられていると、遅れは許されずに「回復運転」という無茶をして福知山線であったような大きな事故を起こすこともある。しかし、タイの国鉄は1時間や2時間の遅れは当たり前、単線なので1列車だけが勝手にスピードを上げて走る訳にはいかないので、かえって安全だ。乗客も慣れたものでのんびりとベンチで談笑している。
前日に窓口で切符を買う
東北線の時刻表は緑色
列車番号と出発時刻、行き先の駅と到着時刻に印をつければ間違いは起こらない
ホテルから駅までは荷物を背負って歩くには少し距離があるのでTUKTUKで50B
大きな駅にはお決まりのSL
シーサケットは左方向へ
駅のホームのベンチでじっと列車を待つ
ホワイトボードに列車の運行状況が書かれている 私の乗る21番列車は35分遅れとある
やっと列車が近づいてきたらしい 人々が動き出した
特急列車だけに綺麗な車体だ
日本人の感覚だと時間通りでないと困る気がしますが、最初から遅れて当然とわきまえていればさほど気になりませんね。確かに無理に急いで、安全面がなおざりにされるようでは、かえって困ってしまいます。
返信削除鉄道旅には、情緒と郷愁を覚えますね。
時間にルーズというと日本では生き残れないのですが、真逆の縛られない緩い感覚がタイの魅力でもあります。今回の旅では、普通車3等から特急2等まで様々な列車に5回乗車しました。鉄路の旅はいいですね。
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