2017年7月26日水曜日

蛙石

 北条稲荷の境内にある、形が蛙に似ている石。
 もとは小田原城内にあって、北条稲荷とともにこの地に移されたとの伝承があるが、調査では地下に埋まる巨大な岩の一角で、元々この場所にあった可能性が高いと考えられている。
 小田原に災害が起こる時には必ず鳴くという伝承があり、小田原城落城、江戸時代の2回の震災、明治の小田原大海嘯(高潮による被害)、大正の関東大震災、昭和の小田原空襲の前夜にも盛んに鳴いたとされる。



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