2017年1月6日金曜日

Taiwan High Speed Rail Pass(高鉄(新幹線)3日間周遊券)

 台湾という国は、思ったより小さい。北部にある首都台北から南部にある台湾第二の都市高雄までは、高鐵(新幹線)を使えば1時間35分ほどで移動できる。この高速鉄道は日本製なのでなじみがあり安心できる。今回の旅行では3回乗ったが、すべて定時運行だった。さすが日本の技術と思わせるものだった。
 運賃・料金も日本に比べれば安いのだが、外国人にはさらにお得な「Taiwan High Speed Rail Pass(高鉄3日間周遊券)」というものがある。台北からだと、台南を往復するだけで元が取れるということなので、高雄往復だとかなりお得になる。TAIPEI Navi で12月には8200円で扱っていた(現在は円安が進んだためか8480円)。最初はメールで送られてきた予約券とパスポートを窓口に提示して、パスを手に入れる手間があるのと、改札口の出入りにパスとパスポートをチェックしてもらって出入りをしなければいけない(自動改札は通れない)のが手間といえば手間だ。
 連続した3日間ではなく、使い始めた期日から7日以内の3日間を指定して使用できる「台湾高鉄(新幹線) フレキシブル3日パス」というものもあるが、13000円程度とかなり高額になるので、よほど効率よく動き回らないと損をする。
 日本人にとっては、日本の新幹線に比べ格安に感じるが、現地の物価からしたらかなり高価な買い物のようで、年末の日曜日の12月25日でも座席の指定はすぐに取れた。乗ってみると90%くらいの乗車率だが、少し早めに駅の窓口に行けば座席がないということはなさそうな感じだ。

パスの表紙

名前やパスポート番号など個人情報が詰まったページ   パスポートと一致しないと乗れない

列車番号、乗車区間、座席番号が手書きされている

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