2017年1月10日火曜日

国立故宮博物院南部院区(故宮南院)

 国立故宮博物院南部院区(故宮南院)は高鐵嘉義からは駅前のタクシー乗り場からのタクシーで10分、155NTDと近い。予約時刻が迫っていたのでタクシー以外の選択肢はなかったのだが、建物の玄関口まで行ってくれるものと思っていたら、敷地のゲート前で降ろされた。建物の入り口までは10分近く歩く。移動の途中なので、大きな荷物をゴロゴロと転がしながら急ぐ。故宮南院は閲覧の質を保つために完全予約制、遅刻は20分までしか許されないことになっている。実際には空いていれば予約なしでも入れるような雰囲気だった。飛行機のキャンセル待ちみたいな感じかな。
 荷物はコインロッカーに預けなければいけないのだが、スーツケースは入らないので、受付カウンターで預かってくれた。コインロッカーは10NTD、受付カウンターは只だったから得した気分。いろいろなお宝を観て回ったが、スマホで写真を撮っている人が多い。係員も見て見ぬふりだ。試しにデジカメで恐る恐る撮ってみるが大丈夫そうだ。だんだんと大胆に撮りまくった。最後は「翠玉白菜」と並ぶ有名なお宝の「肉形石」を皆さんバシバシ撮っているので私も仲間に入れてもらった。
 日本に帰ってきてから確認すると、9月1日から12月1日までの間を試験的な撮影許可期間とし、結果が良好だったため12月2日以降写真や動画の撮影が許可されているとのことだ。な~んだ、もっと堂々と撮影すればよかったよ。ただし制約はあるようで、フラッシュ、モノブロックストロボ、クリップオン(補助光)、自撮り棒、三脚などの撮影機材の使用は禁止。展示物前での団体撮影や、金曜と土曜日の夜間延長期間は撮影禁止とのこと。













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