2015年12月12日土曜日

Wat Rarchabophit

 Wat Rarchabophit は Tha Tien の船着き場から徒歩5分強の場所にある。ラーマ5世によって20年の歳月を要し建立されたとされている。ラーマ5世は、ヨーロッパが好きだったそうで、フランスのベルサイユ宮殿の影響を受けて立てられたといわれる。そのため、この寺院はタイにありながら、どこかヨーロッパ風で、特に本堂の中にシャンデリアが飾られているということだ。もちろん仏教寺院なので、仏像があるのだが、それを照らしているのがシャンデリアという取り合わせが面白い。ただ、本堂の内部はいつでも入れるわけではなく、何らかの行事があると入ることができるそうだ。私が訪れた時は改装工事中で、境内を回って見ることしかできなかったのが残念だ。

 観光客は少なく、地元の人々に混ざって、ベンチや地べたに座ってのんびりと過ごすと心が洗われる。寺院は金色の仏塔を中心に全体的に円形の構造で、中庭もきれいに整えられていた。混雑した有名寺院の観光に疲れて、のんびりしたい時に少し足を伸ばしてみるのはどうだろう。











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