2014年5月5日月曜日

青空に 力一杯 鯉のぼり

 しばらく休んでいた自転車による郷里徘徊を昨日より再開した。膝は冷やすと痛みが走るようになり、春は花粉が大敵。結局、冬から春までは外出は控え(できればタイで暮らしたい)ていた。5月の声とともに、暖かくなり、花粉も飛ばなくなったので、自転車で走り回るには最適な季節になった。

 今日は「こどもの日」、昔は「端午の節句」などといい、男の子の健やかな成長を祝う(祈る)日だ。この日に欠かせないのが、「五月人形」と「鯉のぼり」だ。どちらも最近見かけなくなった。

 最近の家庭では子供一人一人が部屋を持ち、そのため五月人形を飾る部屋がない。団地・マンション住まいはもちろんだが、田舎へ行けば別だろうけれど都会といわず地方都市でも一戸建てでも鯉のぼりを揚げるスペースはなかなか無い。

 開成町にある「瀬戸屋敷」は文化的行事に触れさせてくれる貴重な場所だ。古民家を背景に青空を泳ぐ鯉のぼりを見ると、童心が甦ってくる。

数ヶ月振りの小田原大橋

五月の空を泳ぐ鯉のぼり

瀬戸屋敷 入場無料・駐車場あり

古民家と鯉のぼりの風景



室内には五月人形や鎧甲の展示が



2 件のコメント:

  1. 瀬戸屋敷は、ともすれば忘れがちな、日本の伝統文化を残してくれる貴重な場所ですね。イベントによって、有料になるときがあるのが残念です。

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    1. まったく同感です。先人の知恵と年期の入った工芸品の数々、見ていると心暖まります。次は🎋七夕の頃に訪れる予定です。

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