2016年9月16日金曜日

ススキが咲いている

 昨夜は「中秋の名月」のはずだったが、秋雨前線の影響で残念な空模様だった。9月に入って酒匂川のサイクリングコースにもススキが目立つようになった。例年に比べ今年は本当に多い。5年程前は、ススキがほとんど見られない年があり、お供え用のススキを探している人を多く見かけたのを思い出す。
 お月見の起源は平安時代に遡るそうだが、江戸時代になって秋の実りに感謝する祭りとして庶民に定着したようである。十五夜にすすきを飾るのは、収穫を祝ったことから派生していて、ススキが稲穂に似ていることに由来しているという。十五夜には「月見団子」「サトイモ」「収穫した野菜」の3点を食べるのが良いとされる。月見団子はスーパーで購入したが、サトイモとナスは菜園で収穫し、美味しくいただいた。







 5年前高校時代の友人が病で亡くなった。その通夜の時に憎らしいほど綺麗な満月が夜空に輝いていたのを思い出す。今年は十五夜の月を見ずにすんで、内心ほっとしている。

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