ナコンラチャシマ(コラート)は何回も来ているので,周辺の観光地も含めてほとんど見て回っている。一日中ホテルの部屋に一人でいてもおもしろくもないし,昼前後は部屋を空にしておかないとベッドメイクに来るおばちゃんと顔を合わせるのも何となく気まずい。そこで、鉄道の駅まで行ってみた。
普通なら歩く距離ではないのだろうが,暇なことだし運動をかねて歩いた。西の方角に向かえば旧市街方面からの道はどれも駅に向かうので,街の様子を眺めながらぶらぶらと西に向かう。Tシャツが汗でびっしょりになった頃に駅に着いた。
駅前には鉄道駅の約束事のようにSLが飾られている。日本の田舎の無人駅のようにホームへの出入りは自由にできる。タイの国鉄は単線なので時刻表があっても、その時間から大幅に遅れて到着するのが常である。一本が遅れればその遅れはすべての電車に波及し,雪だるま式に遅れは膨れあがる。始発駅から乗るならまだいいが、途中駅から乗るときは一日仕事になることを覚悟しなければいけない。そのため多くの旅人はバスを利用する。あえて鉄道を利用するのは,鉄道好きの一部の旅行者と地元民だ。
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