2017年3月30日木曜日

修善寺の修禅寺

 修善寺の温泉街の「独鈷の湯」の近くに「修禅寺」(福地山修禅寺)という古刹がある。807年弘法大師に依って開創され、その後約470年間は真言宗の寺としてとして栄えた。鎌倉時代になり、中国から蘭渓道隆禅師が入山して臨済宗に改宗、臨済宗の時代は二百数十年間続く。室町時代(1489年)に韮山城主北条早雲が隆渓繁紹禅師を住職として遠州の石雲院から招き、曹洞宗に改宗、現在に至る。ということで、曹洞宗の寺なのに弘法大師ゆかりのものがあるのも納得。

河原にある「独鈷の湯」  今は入浴は出来ず、足湯になっている


修禅寺の山門

上ると本堂が見える

手水場は龍の口から温泉が流れているのも、温泉街の修禅寺らしい




曹洞宗の寺に弘法大師の像

雨模様にも拘わらず参拝者は列をつくる


御朱印の受付にも列ができる

近くにあった源の範頼の墓 ・・・ 質素


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