2016年5月11日水曜日

小田原城デジタル掛け軸

 5月1日~5日の5日間、日没から22時まで改修が終了した小田原城にデジタル掛け軸が投影された。5日の夜に覗いてみたが、すごい人出にもかかわらず小田原城に映し出される映像に目を、いや心を奪われ皆が同じ方向に見入っている。新しい体験だけにその映像には素直に感動したが、ばらばらなはずの観客に不思議な一体感を感じた。

D-K デジタル掛け軸」の Face Book によると

D-K (デジタル掛軸)は世界的な映像アーティスト長谷川章が創作したまったく新しい芸術です。20年の歳月を費やして生み出された色彩が織り成す画像は、地球と生物のリズムでゆっくり変わり、ゆったりとした空間を作り出します。それはD-Kのコンセプト 「色即是空」の世界であり、観る人を「無」の境地にいざない日常の時間と空間の世界から解放します。
(中略)
百万枚のデジタル映像をコンピューターにアトランダムに組み合わせ、複数のプロジェクターで、歴史的建造物や雄大な自然に投射して幻想的な空間を作ります。 投射された画像は朝陽がのぼったり夕日が沈むように地球の自転速度でゆっくりと変化して情景を創りだし、見る人は思い思いの情感を心の中に描くことができます。

偶然の連続で創りだされる映像はひとつとして同じものがありません。二度と同じものを見ることができない一期一会のアートです。

とある。まだまだ発展途上の芸術のようなので、次の機会があったら是非見てみたいと思った。














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