2017年6月25日日曜日

箱根のあじさい寺 阿弥陀寺

 阿弥陀寺は山号を「阿育王山」という浄土宗 のお寺で、箱根登山鉄道の湯本駅より徒歩40分、塔ノ沢駅からなら徒歩20分山を登ったとっころにある。ここ阿弥陀寺の周辺にはアジサイが多く、箱根のアジサイ寺として知られる。
 もう一つこの寺を有名にしているのが、皇女和宮との関係だ。和宮の終焉の地は塔ノ沢であったという。今でいう脚気で亡くなったといわれると、高貴な方は麦飯やもやしは食べなかったのだろうかと思ってしまう。徳川将軍家の菩提寺芝・増上寺の修行寺であった塔ノ沢の阿弥陀寺にて和宮の増上寺における本葬に先立って通夜・密葬を執り行ったそうだ。その縁から和宮の位牌があり、香華院としても名高い。

湯本駅から線路に沿って西方向に歩き、ガードをくぐったら左方向の坂道を上る

ガードから歩くこと15分ほどで右手の山道に入る


ここからはかなり険しい山道

塔ノ沢駅からの道と合流

最後の坂





アジサイの見頃には少し早かった





奥に見えるは本堂


本堂入口の頭上に、箱根町の重要文化財百万遍転法輪(ひゃくまんべんてんぽうりん)
一周回すと般若心経を千回唱えたのと同じ功徳があるといわれる


三つ葉葵の御紋がくっきりと見える


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