足下地蔵尊と聞いて、ピンと来る人は少ないだろう。「伊豆箱根鉄道大雄山線井細田駅」から東方向に歩き、国道255線を渡り、しばらく進み旧道に出たところに足下地蔵尊はある。足下地蔵尊は、別名はなどり地蔵、延命地蔵としても知られ、この敷地内にある“延命水”も知られざる名水として人気がある。毎年1月24日と8月24日に足下地蔵祭りが開催されている。
ちょうど8月24日は小田原市立病院への通院の日だったので、ついでに寄ってみた。
夜は地元の人で賑わうようで、縁日の用意がある。来年は夜に行ってみたい
これが名高い延命水
普段はお堂の中には入れないようだが、この日は写真までOK
祭壇中央には、半跏趺坐像の地蔵像が安置されている
片足をあぐらに組んでもう一方の足は伸ばして下げるという姿の半跏趺坐の姿から足下地蔵尊と呼ばれるようになったとのこと。地蔵像は小田原城主の稲葉正則が鎌倉の仏師(一説には運慶)に作らせたとの伝承が残っている。そんな訳ないだろ~、だったら国宝級だ。
足下地蔵尊の本尊は、上の地蔵像の体内に納められている。開帳されるのは30年に一度とのことだが、次はいつだろう?前回開帳時に撮影した額が飾られている。本尊は身の丈約22センチほどの小型の地蔵で同じく半跏趺坐像となっている
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