台風１８号 首都圏直撃

　せっかくの連休が最悪の天気だ。今、家の外では強風が吹き、家が揺れている。１階はともかく、２階は本当に揺れている。庭のカーポートを眺めると、ちょうど団扇を扇いだときのようにしなりながら大きく揺れている。根本から折れるのではないか、屋根部分のアクリル板が剥がれるのではないかと、時々見ては心配している。心配しても何もできないことは分かっているのだが、昨夜は強風と豪雨の音に熟睡できなかった。朝も早くから目が覚め，明るくなって外を眺め，家の周りに被害が出ていないことを確認し、ほっと胸をなで下ろす。


　今回の台風については、完全になめていたので，心の準備がない分だけ恐怖に近いものを覚える。台風は一般に日本列島に近づくと勢力を弱めるので、昨日の朝の時点で中心気圧９８５hPaのこの台風は雨台風と決めつけていた。我が家は水害とはほとんど無縁といえる地域にあると思っているので、直撃されてもたいしたことはないとたかをくくっていた。ところが、朝の台風情報を見て驚いたのは、中心気圧が９６５hPaにまで勢力を強め、暴風域も持っていることだった。この時点ではじめてやばいと思った。どおりで二階が揺れる訳だ。帰国後秋野菜の準備をする予定だったが、腰痛のためほったらかしにしてある畑が心配だ。支柱の補強などしていないので、風で飛ばされたりして他人様に迷惑をかけねばいいがと願う。連休で帰ってきていた息子も，今日中にアパートに戻れるだろうか。鉄道の乱れが夜まで続くようだと，明日の仕事に影響が出るだろう。


　１０時の段階で、中心気圧は９７５hPaまで弱まってきているようなので，小田原の近くを通過する昼頃までには、さらに弱まることを期待するしかない。