2013年8月5日月曜日

ひょうたん駅 御殿場線上大井駅

 神奈川県足柄上郡大井町は,ひょうたんの町として町おこしをしてきた。その発端は,昭和45年頃,上大井駅に勤務していた駅員さんが,真夏の暑い日差しからお客を守ると共に涼しい印象を与えようと,コツコツとひょうたんを育てたことにはじまるという。ホームから改札口までの間の広場に棚を造り,見事なひょうたんをたくさんならせたことから少しずつ有名になり,1981年8月号の交通公社(現JTB)の時刻表の表紙になったことから全国的に知られるようになった。

 上大井駅は,1948年開設の歴史ある国鉄の駅であったが,国鉄の分割民営化によりJR東海に引き継がれ,さらに1997年には無人駅になった(そのため入場券なしでも駅の様子を撮って歩けるのはうれしい)。ひょうたんは無人駅化された後も町民有志によって栽培されている。

 町おこしで始まった「大井よさこいひょうたん祭」も今年で27回を数えた。町のホームページには「今週のひょうたん」というページがあり,GW以降の町内各所のひょうたんの成長の様子を伝えている。
  http://www.town.oi.kanagawa.jp/kanko/hyotan/hyotan.html









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