7月10日に紹介した二宮駅のガラスの兎像の現在の様子です。
主人公敏子(作者)は昭和20年3月10日の東京大空襲で、母親と二人の妹を亡くします。そのとき父親が経営していたガラス工場で発見したのが,熱のためゆがんでしまったガラスの兎像です。二宮に疎開していた父親と敏子は無事でしたが,終戦を10日後に控えた8月5日,二宮駅で米軍機の機銃掃射にあい父親も亡くします。
8月5日,8月6日,8月9日,お盆,終戦記念日と過去と向き合う日が続きますので,8月になると二宮駅前ローターリーにある「ガラスの兎像」の周りは平和の願いを託した無数の千羽鶴が飾られます。
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