2016年12月13日火曜日

新築ラッシュの一方で

 「空き家対策特別措置法」が完全施行されて1年半がたつが、管理されていない空き家の数が減ったとは思えない。

管理されていない空き家の問題としては、
・ 風景・景観の悪化

  • 防災や防犯機能の低下
  • ゴミなどの不法投棄等の誘発
  • 火災の発生を誘発
  • 悪臭の発生
  • 蚊、ハエ、ねずみ、野良猫等の繁殖
  • 建物の倒壊、落下物等のリスク
  • 雑草繁茂、大量の落ち葉、樹枝の越境
  • ホームレスの住みつき等

  • があげられ、所有者は気にしていなくても、近隣にとっては甚だ迷惑で危険なものとなっている。

    「空き家対策特別措置法」を適正に執行することにより「特定空き家」が減少することを多くの人は望んでいることだろう。
    「特定空き家」とは、
    ・ そのまま放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態
  • そのまま放置すれば著しく衛生上有害となるおそれのある状態
  • 適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている状態
  • その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態

  • それぞれに事情はあるのだろうが、我が家の近くでも荒れ放題の家が目立つようになってきた。住宅地の中にある廃屋が、不特定多数の人間の溜まり場になり、火事でも出されたらたまったものではない。せっかく法整備がされたのだから、行政の迅速な対応を期待したい。



    一方では新築ラッシュ、我が家の周りの田畑は急速に宅地化が進む



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