2019年1月31日木曜日

Wat Mahabut

 ワット・マハーブットはオンヌットのsoi 77にある知る人ぞ知る有名なお寺である。タイの民話(怪談話?)の登場人物"メー・ナーク"という女性の霊が祀られている寺院なのだ。
 プラカノーンのメー・ナーク (แม่นากพระโขนงあるいはแม่นาคพระโขนง) とはタイのバンコクに伝わる民話の主人公である。メー・ナーク(ナークお母さん)という人物は地元バンコクでは実在の人物と考えられており、その死後、夫がいとおしいあまりにピー(精霊)となって現れ、プラカノーンの村に災いをもたらしたとされている。いわゆるピー・プラーイ(難産で死亡した女性の霊で、悪霊とされている)である。地元の人以外ではナーン・ナークという名で親しまれている。
 この話はナーン・ナークは悪霊というだけで終わらず、夫や子供への愛の深さの象徴とされ、転じて恋愛運・縁結び・安産にご利益があるとわれている。さらに「愛しのゴースト」という邦題で映画化され、アナと雪の女王を抑えてタイでの歴代興行収入No.1になったという。

あちこちの祠があり中に仏像群が飾られている、まるでテーマパークのよう









寺の裏にあるプラカノン運河;魚やカメ・カエルなどタンブン用の小動物を売っている



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